60代義母、大腿骨頚部骨折の手術
●先生から手術の説明
骨折してから4日後の2月13日に手術でした。
手術の前日に家族が手術の説明と同意書にサインをしに病院へ行かなければなりません。
手術の前日は平日だったので、夫は仕事を抜け出すことが出来ず、義父は難聴で説明されても聞こえない為、私が手術の説明を聞きに行きました。
説明を聞きに、約束の時間にナースステーションに行くと、「担当者の先生が手術中なので、お待ち下さい。」と言われ、談話室で約40分ほど待ちました。
先生の手術が終わり、看護師さんに手術の説明のためナースステーションへ案内されました。
まず、骨折の原因のお話からです。義母は元々骨粗鬆症の為、ここの病院へ通っていました。その骨粗鬆症で骨がもろくなっていた為に、転んだだけで骨折してしまった事。普段、大腿骨頚部の骨折は80~100歳の方が圧倒的に多いのだけど、60代の大腿骨頚部の骨折は若すぎると言う事。
そして、レントゲン写真も見せられました。骨が折れて重なっていたので、反対の骨よりも短く見えました。
先生が絵を書いて説明してくれました。
①は通常の形の骨です。その骨の細い所(ギザギザの線)が折れた所です。
②は義母の折れた骨の状態。折れた骨が重なって細い所が短くなっているように見えます。
③は手術後の骨の状態。折れた骨はもうくっつく事はないので、大腿骨の丸い部分を取り除いて、そこに金属の人工骨を入れます。その丸い人工骨と太ももの骨を繋げる為に、長い金属の人工骨を太ももの骨の中に入れます。
次に、手術を行う事で合併症が伴ってしまう可能性があるという話です。
合併症は全員があるわけではないが、手術をすると可能性としてはあるようです。
○が付いてある所が合併症の可能性があるものです。たくさんありますね(;゜∇゜)
合併症は怖いですが、手術をしないと歩けるようにはならないので同意書にサインをしました。
●手術当日
その日の手術予定の患者さんは5人いて、義母は5番目でした。予定時間は15時10分ですが、5番目なので、予定時間より前後する可能性があるので、14時半頃には病院に到着した方が良いと話をされました。
私はその日は仕事だったので、14時で早退をして家に戻って義父を車に乗せて病院に行く事に。
手術当日の13時半頃、仕事をしていると義母から電話がありました。「前の人の手術が早く終わったから、手術の時間が早まったの。来れるかな?」という電話でした。
電話を受け取った時はまだ会社にいましたが、仕事は落ち着いていたので早めに早退させてもらい、義父を連れて病院へ。
13時50分頃に病院に到着。先に着いた義姉から「ついさっき手術室に入ったよ」との事。間に合わなかった~( ;∀;)予定時間より1時間以上も早いよ~(´д`|||)
手術が終わるまで、談話室で待つ事に。
1時間ほど待つと、看護師さんが来て「手術が終わりました。先生からお話があるので、案内します。」と先生の話を聞きに、ナースステーションへ。
先生は「手術はなにもトラブルも無く無事終わりました。」と話し、昨日説明された金属の人工骨を入れた事、リハビリは明日から始めるというお話でした。何もトラブルはなかったので、先生のお話は短かったです。
その後に、病室へ戻った義母のところへ。
インフルエンザ大流行中だった為、面会禁止中で入院してから初めて面会でした。
全身麻酔から目が覚めていました。麻酔が切れていってるからか、「手術したところが痛い」と言ってましたが、手術後6時間は痛み止めが追加出来ないようで可哀想でした。
それと、手術後6時間は水分補給はできないのですが、義母は喉が渇いたようで何回もうがいをしていました。喉が渇いているのに水が飲めないのは可哀想でした。
手術後すぐという事もあり、約30分だけ病室にいて帰りました。
リハビリのお話は次に続きます。